→日本文学史概観(近世~近現代)、日本文学史概観(近現代)
歴史書
漢字が伝来するまで文字を持たなかった日本人は、口述や神話や伝説、民話などを語り伝えてきた。漢字に出会うまで、私達の先祖であるヤマト民族は文字というものを持たなかった。ヤマト民族は、文明化の入口に立った弥生時代に、やっと中国の漢字と出会った。遅くとも紀元前一世紀頃には漢字に接していたヤマト民族は、六世紀頃になって、ようやく漢字・漢文を本格的に使うようになった。→[漢字・漢文の受