源実朝
1192年~1219年
鎌倉幕府三代将軍
頼朝の次男。兄は源頼家。頼家の子、甥の公暁に鶴岡八幡宮で暗殺される。
実朝は歌人であり、藤原定家の薫陶を受け、後世、正岡子規などに評価された
文通をして遠隔で指導を受けていた
和歌集に『金槐和歌集』
金塊和歌集では結構万葉調の歌が多く、先行する歌の句をそのまま取ったようなものも多く見られる
練習?
太宰治の小説に『右大臣実朝』がある
歌
時により過ぐれば民の嘆きなり八大龍王雨やめたまへ
ものいはぬ四方のけだものすらだにもあはれなるかなや親の子をおもふ
世の中はつねにもがもななぎさこぐあまの小舟の綱手かなしも
『小倉百人一首』
大海の磯もとどろに寄する波われてくだけてさけて散るかも
参考
実朝の話題
書籍
『源実朝 (コレクション日本歌人選)』
右大臣実朝(太宰治)