清少納言の小話
春はようようといえば皆さんご存知の枕草子。その作者である清少納言は実は父親なども同じように明るく知的なユーモアのある人物である。あと区切りは清少/納言ではなく清/少納言が正しい。清原家の少納言という官職を組みあわせ造語である。当時は本命で名乗らず、あだ名で呼び合う世界だったそう。ちなみに清原家で少納言の官職だった該当者は見つからないそうだとか。 武闘派の橘則光とそりが合わず離縁して則光から、困り事があったら僕を頼ってねに対して断ったやり取りがある。実は不仲だったからではなくて、不遇の定子陣営の自分と関係を持つと巻き添いになるからという説もあるそう。泣けるぜ。