流出(ジャイナ教)
霊魂に付着した業物質を強制的に、かつ同時に放出すること
区分
煩悩……煩悩を生じる業物質をアートマンと共に流出する
化身……身体を変化させる能力を持った者がアートマンを流出する
死端……死に瀕した者が生まれ変わろうとする場所にアートマンを流出させ、もとの場所に戻る
火身……火を身体の要素とする目的で熱の業を持ったものが発する流出 細身……心に生じた疑問を晴らすために救済者のもとへ行くときに行う
独存者……一切知者のジーヴァが業物質を付けたまま身体から抜け出て八瞬間にわたって様々な形をとり拡大収縮する このうち、苦痛~細身の六種は一切知者以外の者が行い、独存者流出が一切知者によって行われる