本についての論評は読書を面白くする
本について他の人の話を聞くと、自分だけで読んでいたのでは注目しなかったであろうところに注目できるようになる
別な言い方:自分が自分だけで自分流に読んでいたのでは動かなかった意識が動く
例えば、幻聴が言葉を中途半端なところで終わらせて、シュレーバーにその続きを言わせる、あるいはその続きを言えないことについて罵倒するといった話だとか、あとは脱男性化の話とかですね。そうすると、シュレーバー回想録を読んでいるときに、それに触れているところがあると、「あ」と思うわけです。これって、事前に『人はみな妄想する』で読んでなければ、そうならないことなんですよ。これすごくないですかね。 例:Twitterの面白いとツイート
機能:モノの見方を変えてくれる