書名タイトルの二重鉤括弧
これを付けるだけで、書名や作品集のタイトルだという性質を表現できる。
書名タイトルに付ける二重鉤括弧の利点
書名をタイトルにするとき二重括弧を付けると良いことがいくつかある
一般名詞との混同が避けられる
検索時に「『」と文字を組み合わせることで、書籍検索できる 明らかに書名と分かる文言にも二重鉤括弧を付けるべきか問題
原則つける……でよさそう久住哲.icon
「精神現象学」や「存在と時間」など、書名であるとともに概念でもある術語については、敢えて二重鉤括弧を付けたり、付けなかったりしている。
精神現象学は、一冊の本であるとともに、ヘーゲルの体系の一部としての概念でもある。
「存在と時間」は、ハイデガーの主著であるとともに、彼にとっての課題の名でもある。
なので、[存在と時間]と[『存在と時間』]とは異なる。(表記揺れではなく、別な概念である。) 「省察」や「嘔吐」など、一般名詞としても使われる(一般名詞としてページ化されうる)コトバの場合、二重鉤括弧は必須とも言える 必須というほどでもない久住哲.icon
特に書名を指示したくて、かつ、その指示をブラケティング記法によって行いたい場合には、二重鉤括弧を含めてブラケティングした方が賢明だ、というにすぎない久住哲.icon