時計の比喩
ライプニッツ
が『新説の第二解明』で用いた比喩
二つの時計があるとします。
それらはぴったり合っています。
その仕方として、三つの理由が想定されます。
1. 相互の影響・作用による。(影響の途)
物質的形質による説明
2. どちらかの時計が進むか遅れると、職人がやってきて、合わせる。(助力の途)
機会原因論
にあたる
3. 最初から狂うことがないよくできた時計が作られていた。(
予定調和
の途)
言及箇所
岩波文庫『モナドロジー他二篇』p198