春の夜の闇はあやなし梅の花色こそ見えね香やはかくるる
古今集
春の夜、梅の花をよめる
角川ソフィア版p54
春の夜の闇とはよくわからない。梅の花の姿は目に映らないのに、その香はどうか、隠れるものか?(いや、決して隠れない)
あやなし
好き。こう表現していいのかわからないけど、批判的な論調なのに誰も傷つけていないところや、詠嘆にユーモアさえ感じさせるところにエスプリを感じる(時として相手を傷つけるエスプリもあるかもわからぬが)イタロー.icon
エスプリcFQ2f7LRuLYP.icon
エスプリってなんですか??(辞書を引かない無知の人)
詳しい人に聞くのが一番!
フランス由来で、日本語で言う機知らしく、機転の効いた振る舞いや言葉かと思います
なるほど!cFQ2f7LRuLYP.icon
連想として
誰かを傷つける歌はあるか?
ある。cFQ2f7LRuLYP.icon
蜻蛉日記での主人公が夫兼家に恨み言の長歌をぶつける場面とか
こんなんパートナーから出されたら心がちりぢりになる
歌合で負けて恨みのあまり憤死した人もいた(伝承上)
ひえ……イタロー.icon
伊勢物語での鄙の女に対する冷淡な歌もあったような
筒井筒の近くにあった
手づから飯をよそう姿にむかし男が引く場面。歌はあったかなかったか
恋歌は相手の心変わりや飽きをなじるようにして歌うことが多いので心持ちによっては刺される。心が