抑圧
圧着鍋
参考文献
メモ
自分(何?)にとって受け入れがたい「表象」を無意識下に沈めるような作用。 抑圧されたものは意識の上に昇ろうとする。そのままの姿であればまた沈められるので、姿を変えて〈検閲者〉の目をごまかす。(比喩)
メモ2
抑圧されるのは欲動
欲動は直接操作できない
欲動は「満足」によって収まる
例:飢えは食べれば収まる
欲動を直接抑圧はできない
そもそも抑圧は特殊な状況でなければ起こることがない。飢えや渇きで抑圧は起こらない。
欲動刺激は意識にのぼる
内的刺激は意識から追いやれない
薬などを使えば可能
麻酔薬など
欲動刺激に対応する表象を意識から追いやることによって抑圧を果たす
抑圧は二段構えで起こる
抑圧の第1段階
受け入れられない欲動の表象代理が意識から押しのけられて無意識に追放される 追放されたもの(抑圧されたもの)は無意識に存続する。このとき、欲動がその表象に固着する(?) 抑圧の第2段階
諸々の抵抗のこと?
原抑圧されたもの(欲動表象)と関わりを持つものが、抑圧される。その結果、思い出せなくなったり、歪んだ形で連想される。
抑圧の対象は、原抑圧されたものの派生物である。
イメージ
原抑圧されたものは「俺のことを思い出せ」と常にメッセージを送っている状態。それはヒントになりそうなものがあったら、「これで俺を思い出せ」と意識に働きかけてくる。意識は、拒絶する。そこで、原抑圧されたものは、ヒントになりそうなものを変形させて、意識にバレないようにしながら、それを意識にのぼらせる。すると、意識にとってみればよく分からないものが、「無意識」から出てくる。症状もそのひとつである。
症状は意識による抑圧の結果として生まれる。だが、これは、追放だけによるものではない。はじめに抑圧されたものと、意識との妥協点として、症状が出てくる。なので、症状は欲動の結果として生まれるものでもある。
前提となる知識
無意識という仮説