怒りへの対処法

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この認識が怒りへの対処の第一歩である。「自分のもの」だという認識があって初めて適切な対処が可能となる。

確かにきっかけには他者の行動や言葉があるかもしれない。しかしその感情自体はやはり自分のものなのである。

「相手のせいだ」という認識でいると、怒りが無限に膨らむ悪循環が始まる。

「相手を傷付けたい」という思いは危険。

「相手を自覚させたい」という思いも危険。

「相手のせいだ」、「相手を傷付けたい」、「相手を自覚させたい」という思いに共通して言えることは怒りの対処に「相手」という要素を必要としてしまうことである。それは自分一人では対処できなくさせてしまうということである。

怒りが心にある時にはなるべく言語化しない方がいい。

だけどこれが難しい時があるのは言語化せざるを得ない時があるからだ。1対1の時とか。

相手を非難するのではなく、自分の心に目を向ける。

自分の心に目を向けるとは、自分の心をケアするということである。