小説進捗晒野
胡散がスクボで上手に小説の絵を書いた
ダサかったのでやめた。しっくりくるまで変え続ける。
ここなに?
進捗を進めたい小説を、アープラノートに場狩りして書いては消したり残したりしようかなのやつ。
公衆の場で書くという意識で自分の尻に火を付けます
2024/05/10
_ふとなにかに気付いたように顔を上げた時、ドアがある。それはドアでも、扉でも、戸でも、門でも、窓でも構わない。入口になればいい。だから、今日は、艶めいて煮詰めた蜜色の重厚なオークを彫り出した扉がイギリス積みの赤煉瓦に深く埋まるように鎮座している。片開き扉を嵌める同じ木の框は両端がドーリス式の柱を模して縦縞の彫りがある。上方の枠に乗った白い三角のペディメントが相まって小神殿のようであった。
アープラを建物にしたやつ書きたい
現実的な空間法則は狂っているほうがよい
1Fの方が上にしたい
リディキュール、クイーン・アン、ゴシック、他様式混
_ショーウィンドウが民家混じりに並ぶ間から伸びる低木の常緑樹、小手毬の枝が花を満載の花笠のようにしてたわんでいるのを眺めつ通り過ぎる。和毛を纏うように花糸を伸ばし白く小さく群れ咲く莢蒾(ガマズミ)や、紫陽花が萌葱色に寄せ合う蕾を白緑にほころばせる姿がいくつも見られた。
「暑くないですか?」
「着とるから丁度ええで」
「痩せぎすですもんね」
「スレンダーって言ってや。寒い?」
「風がないのでちょうどいいです」
_どうでもいい会話をしている内に白壁と赤煉瓦のズボンを履いている建物が見えた。青柳やら植え込みやらが紗のようになんとなし通りから目隠ししている。両開きの扉の上桟に嵌まるガラスに同じ木材のグレイジングが撓った菱形で細く蔦みたいに這って、その透明越しに外の白い光が差す店内が見えた。黒樫か判らないが、密に詰まった艶のある木材の扉が開く重い感触を手に思い出した。
_開こうと一歩大きく出した足の横から細長い足がひょいっと軽く追い越して、そのまま数歩で私が掴む筈だった扉を、またすいと軽そうに開いた。
「あ、ありがとうございます」
_これは吃りではなく気付きの声だと思っていたい。追い越されるのは今日で二度目だなとか、やっぱり足が長いなとか、かかってる重力が違うみたいとか、また
店(小さい庭があって植え込みの隙間から公園が見える)
_
デパートは斜向かい(十字路)じゃない 斜向かいの区画の向こう角
喫茶店の窓際で話すところで