対人論法
問題の論点ではなく、論じている論者が持つ性質などを批判することで相手の主張を退けること
(例)
夫:今日は俺が夕飯を作ろうと思って。
妻:何バカなことを言っているの? 掃除や洗濯もまともにできないのに、あなたに料理なんかできるわけないでしょ?
夫:そうだね、ごめん。
→これは人格攻撃の一種である。しかし、議論においては意外と勝利が近いかもしれない。対人論法を仕掛けてきた人は相手の主張にもはや反論できないため、論点をそらしている可能性がある。とはいえ、状況によっては「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」に重点が置かれて論評することは肯定されることも事実である( 出自や性別、人種など本人の意思で変えがたい属性で攻撃することはご法度)。