好きだった音楽(久住)
Mr. Bungle
Mr. Bungleが新作出していたのに気づき、Apple Musicで聴いていた。2022/2/14
今回のアルバムは1stや2nd、3rdと比べると相当ハードコア寄りだなと思った。
「Bungle Grind」という楽曲もあり、これはグラインド・コアを連想させるが、曲のハードさもまたそれを連想させた。 グラインド・コア
グラインド・コアといえば、ここで名前を書いていいのか分からないようなバンド名のAxCxだ。このバンド名で検索すると、もうモノが見えてしまうのでやや注意である。Tシャツも売っているようだ。気づかないふりをして飲み会に着ていってみてもいいだろう。
やっぱりMr. Bungleだと思わせるような演奏があり、運転しながらカーステレオで聴いて、ニヤニヤしたり、「おお!」と歓声を上げたりした。
たぶん、John Zorn経由で知ったのかなと思う。Mr. Bungleの1stアルバムのプロデューサーがJohn Zornだ。 John Zorn
そもそもJohn Zornをどこで知ったのか。
何かロックの名盤を100枚くらいまとめた書籍でだったかと思う。
そのころ、山塚アイは知っていて、そこから気になってCDを買った。
ジャケがグロかった。
非常階段
『蔵六の奇病』は3枚持っていた。キングレコードのものと、アルケミーレコードのものと、30周年アニバーサリーリマスターみたいなものだったかと思う。
『蔵六の奇病』はいわゆるノイズ・ミュージックだが、これがリマスターになると全然音が変わり、音が変わるとノイズ音楽は印象が全然ちがう。リマスターの方は音が綺麗になって、かえって演奏の生々しい粗さのようなものが際立っていた。 非常階段のLIVEを観たとき、ノイズ・ミュージックの印象が少し変わった。もっとも、それはバンド編成の非常階段を観たからかもしれない。(ドラムスがある編成だった、ということを言いたかった)
ロックでは演奏の終わり際などに、ジャガジャゴジャガジャーンとメチャクチャに盛り上げて、エレキギターをハウリングさせて、ボーカルはイェイイェイイェイイェイなどと叫んで、バーンとカッコよく終わる。非常階段の演奏を見て、ノイズはこの部分を1時間演る感じなのかなと、当時思った。編成的にドラムスがいるというのも、その印象を強めたかと思う。 LIVEが終わったあと、Junkoさんにサインをもらったのをよく覚えている。
非常階段のアルバムの中では『Modern』が好きで、1時間もあるが何回も繰り返し聴いた。
さらに長い『Romance』は、あまり聴かなかった。どういう違いがあったのだろう。
吉田達也
その日は吉田達也から手売りでCDを買ったり、思い出が沢山ある。そのとき買ったのは『Ruins Alone』で、これも大好きなアルバムである。
Ruinsはアルバムを1枚だけ持っていた。
Henry Cow
そういえば、Ruinsをきっかけにして、バンド名の元ネタのHenry Cowも聴いたのだった。
Ruinsというバンド名の由来は、Henry Cowの楽曲名である。
Fred Frith
Henry Cowは即興演奏が多いと思うが、インプロビゼーションという観点でFred Frithを聴いたりした。当時は、Fred FrithがHenry Cowのメンバーだとは知らなかった。Fred Frithといえば、John Zornとめちゃくちゃやってる人なのだと思っていた。 ふたりで即興演奏をしているアルバムが好きだった。『Late works』というアルバムだ。たぶん、TZADIKから出ているやつ。 高校生のころは、TZADIKのアルバムを買ってゆくというコンセプトで、CDを買っていた。
New Japan
TZADIKのなかにNew Japanというシリーズがあり、そこで良い音源をたくさん見つけた。
天鼓とIkue MoriのユニットDeath Praxisの『Mystery』だったり、あふりらんぽの「アタシ...アレ...ヤッチャッタ」という囁きからはじまる『Kore Ga Mayaku Da』、巻上公一の声だけのアルバム『Kuchinoha』や吉田達也と灰野敬二のデュオ『New Rap』……あるいはSajjanuの『Pechiku!!』 レーベルを中心に聴いてゆくことで、色々なミュージシャンを知り、そこからネットワークを広げてゆくこともできる。巻上公一からヒカシューへ、天鼓から水玉消防団へとグループを知り、そこから同年代の他のグループなどを知ったりする。
TZADIKといえば、Bucketheadの『Kaleidoscalp』もそうだった。このアルバムは例のごとく全ての演奏をBucketheadが行なっていたかと思うが、展開が目まぐるしく変わり、超絶技巧を楽しめる。ややドラムスが単調だが。 KaleidoscalpやMr. Bungleのような展開が多い曲が好きだったので、ZUINOSINも好きになった。ZUINOSINをどういうきっかけで知ったのか思い出せないが、アルバムを買う前に「school oi!」のMVをどこかで観ていたという記憶はある。アルバム『蕊』を買って聴いてみると、全ての楽曲がカオスに繋がっているような感じで、大変カッコよかった。 Sajjanuも似た系統だが、ちょっと違う。
山塚アイはどんなきっかけで知ったのか。
たぶん、Boredomsを知るところからだと思う。
後輩に『Vision Creation New Sun』が良いと教えてもらったことは覚えている。
俺はそのとき、『Super Are』を買って気に入っていた。
そこらへんのアンダーグラウンドな音楽への入口は、自分の場合はFrank Zappaだったと思う。
たぶん『ギター・マガジン』だろう。
『ギター・マガジン』でFrank Zappaの特集をしていたかと思う。
「Cheepnis」は何百回もヘビロテした。
ザッパはイタチのをよく聞いてたのしいcFQ2f7LRuLYP.icon
Oh No i dont believe it...
そういえば、最初に触れたノイズ・ミュージックはFrank Zappaの「Weasels Ripped My Flesh」だったかもしれない。
自分の中のベスト盤だったことがあるアルバム
Red Hot Chili Peppers『Californication』
SPITZ『SPITZ』
大学生になっても、昔のものに触れていた。例えば、少女革命ウテナやFFIXだ。この少女革命ウテナの戦闘曲に惹かれ、J・A・シーザーのアルバムをいくつか買った。そのうち、シーザーが新宿フェイスで久しぶりにライブをするという知らせを耳にして、東京に行った。それ以来東京には行っていない。 いいですね〜久住哲.icon
John Zornの『Gift』も良かった。
Mr. Bungleの『Mr. Bungle』や2nd
Death From Above 1979『You're a Woman, I'm a Machine』を聴き、ドラムスとベースのデュオが良いんだな!と判断して、Lightning Boltを聴いたりした。1stも聴いたけど、尖りすぎていて楽しく聴けるものではなかった記憶がある。『Wonderful Rainbow』は2曲目の「Assassins」がかなりカッコいい。
あとは、大元のFemme Fataleのアルバムを聴いたりした。Death From Above 1979の核だけ取り出したようなシンプルな演奏が聴かれた。あとジャケがカッコいい。
ジャケがカッコいいのは、例えばLed Zeppelinの『House of the Holy』などヒプノシスの手がけたもの。 +7 cFQ2f7LRuLYP.icon
そして、でんぱ組.incへ
そういえば、どうしてKing Crimsonの名前がこのページに出てきていなかったのか。
中学生の自分にとって最大のロックバンドはKing Crimsonだった。
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