創作者木曜集会~ヘキと愉快な地獄たち~
主催:cman.icon
概要
創作をしている人間が創作カフェに集まり、「自分の創作のクセ」「こういうのを作りたい」「最近見たコレが好き」「オレの†業(カルマ)†はコレだ」みたいな話をするイベントです。お気軽にご参加ください。
※手番制で発言権を回そうと思っていますが、参加人数によります。
※アドリブで立てたので実際のイベント内容とは違う可能性があります
※R-18(G含む)になりそうな話は自制しましょう。自制出来なかった場合は周りからぶん殴られるので、ぶん殴られたらやめましょう。
手番が回ってきたら下記のことを言ってください
①名前
②何を創作しているか
③自分の創作傾向(あれば)
その後、下記を参考に、「自分の好み」について語ってください。
「自分の創作のクセ」
「こういうのを作りたい」
「最近見たコレが好き」
「オレの†業(カルマ)†はコレだ」
「自分のヘキ」
「どうしても嫌いなもの」
その後、質疑応答および、関連するものを語るフェイズになります
主催がテキトウに時間を区切るのでそこでおわりです (編集済)
VCログ
cman.iconが取りましたが、cman.iconが取ったせいでcman.iconのメモがないのと、文量にばらつきがあります
参加者で気づいた点がある人は追記をお願いします
かりふぁ
言葉を紡ぐことによる緊張関係
サスペンス的な、いつもと違う自分に目覚めるときの悟り
セミと自分の変化を重ね合わせた句
認識を書き換えるような契機としてそれが描写されているとなお良い
自己矛盾の大きさ
てば(短歌、SS)
創作傾向「夏が好き」
あついのはみんな嫌い
夏という概念が好き
みんながはしゃぐんだけど、どうしてもそれに終わりがあるという焦り
儚さみたいなものを含んでいるのが好き
まとめると「夏が好き」
自分たちで本を作る予定
春夏秋冬でテーマ分けたらいいんじゃない?ってなったら夏15、秋3とかになる
終わりよければすべてよしという根底
中だるみがあっても終わりがよければ許してしまう
終わりへの焦りは死への恐怖とリンクする
エンディングだけ集めたビデオとか見たい
最初の一文だけじゃなくて終わりの一文で見たい
ミステリーは終わりが提示されてから
虫は嫌いではない
夏の儚さ
冬は始まりだと思っている
冬にはみんな眠ってるみたいな雰囲気がある
夏は近くて入り込んでくる
冬のほうが雲のそびえ方を感じる
まこと(小説)
スランプだった
ロマン主義、エモいのが書けなくなってきた
エモいものじゃないのを書きたいという制震構造になってきた
文章技術がエモになってる
が、苦心しながら形にしたぜ!
ゆきだるまとこけしで書いてくれと言われ、苦心してたがいい感じになってきた
今の自分に比べたらエモ寄りだった
感情というより知的快楽を満足させる作品にしたい
星新一のSSとか、議論が面白いとか
満足させる、というのは読者のために、って感じではない
読んだときの感情はわりと似通ったところはある
ある程度の雰囲気は客観的にわかる
楽しいのは自分で完全に制御できないけど話が進んでくみたいなやつ
知的快楽に向いたきっかけ
起承転結で変化してラスト!みたいなかんじだけど……
自分の問題みたいなのをテーマにして書いてた
それで長編書き上げてみたら「オレも変わってる!!!」ってなってる
感情より倫理が大事だなという感覚になってきた
きびしいので手探りで作ってく感じになるかなァ
回復するかもしれない
夢を書くみたいなの相当難しいんだなぁとなって、クリスマスにした
実鴉
ファム・ファタール
平凡な男が魔性の女に破滅させられるってやつ
高校の時に書いた破滅の話を改稿して文芸同人誌に寄稿する予定
夜遊びコンテストでお題もらって書いた
破滅願望があるのかも
人生に対して後ろ向きなので、この人生を美しく終わらせてくれるヤツがいるならやぶさかではない
「破滅をしても人生は続く」地獄
坂口安吾が好き
生きよおちよみたいな
終わりの後でも生きている
マゾッホの聖母がそれっぽい題材らしい
小説を読む側としては啓蒙される、背筋正されるようなのも好きではある
美しく終わらせたいの、坂口安吾の堕落論と真逆だなぁと思う
好きになった相手と心中したやつ、「美しいものをそのまま終わらせたいのはそりゃあそうだろう」
でも堕落して生きる方がいい。みたいなのが安吾のやつ
耽美小説も好き
対極っぽい、葛藤を生むような2つが好き
蒼(言葉)
雰囲気を気にしている
その空間に漂っている匂い、ガス
全員にその雰囲気を感じ取らせたいという感覚
自分のひとかけらからひとつのものを抽出してそれで一場面を作るみたいなのが好き
普段なんとなく思い浮かべたものとか
例えば、文字会の2つ目は失った時に、失ったことを忘れて生きていくのだろうなというのを元にしてる
ヘキのことがまだわからない人間
小川洋子
色あせた写真みたいなものを大切にしたい、というのを大切にしてくれる
埃の積もった棚を払わずに大切にしたいという気持ち、を大切にしてくれる
so(詞、音楽、短歌)
自分の覚えている感覚を表現できるか、みたいなものが重要だと思っている
全て未完成のまま進んでって未完成のままなんだろうなぁ
創作してるってよりは創作の練習をしてるという気持ち
目的、復讐と人間って孤独やろみたいなのと、諦念
諦め
言葉のほうがおいしいとき→とろーり、もっちりとか
それを読んだ瞬間に味、食感を想像する
実際に食べたらそうでもないみたいなことが多々ある
期待・想像よりも下回っていることが多々ある
それがちょうどいいみたいな感覚がどこかにある
お前も諦めろよ、って感じ
創作するときに親みたいなものがある
そういうものを追い求めても、どこまでいっても自分は自分
完全に同じものを作れるわけじゃない
理想と比べた時に、不純と感じてしまうところも受け入れていかなくてはならない
山の頂点、理想とするものに到達することが自分の着地点とは限らない。
語り
朗読をするとき、エンターテイメント性(時間を意識しなくてもいいもの)を作りたい
ア・フラワーノットイズアフラワーみたいな曲が時間を忘れてしまう
静かな曲で、音より隙間や空間を聞いてるような感覚になる
時間を忘れるものであるといいかなぁと思う
その時空に連れていけるのが大事なのかもしれない。
人間ができてんだから僕に出来ないわけないだろ
諦めろと突きつけられたものを諦めずに到達することが課題となっている
それが安住の地を見つけるのに必要なのかもしれない
強欲だから諦めが肝心だと思っていて、それが創作に落とし込めるようになったら安住になる気がする。
ぎっしり詰め込んではダメだと思う
余白のあるものが好きだが、自分がやってると無駄な余白が本来の余白を圧迫してる感覚になる。
勝手に覚えたものが勝手に出てくるみたいなことが多い
こういきたいよねみたいな衝動的ななにか
言語化できない伝えたいものを音楽でその人に伝える
肉体的な感じがする(c)
内容頭に入ってないけど文章模写で温度感とか手触りでわかってる時がある。
再現性に固執しすぎて見えないものを見ないようにしてるときがある
発声は知ってる範疇で身体を操ろうとしても上手くいかないときがある
出せる状況を再現することはできる
コントロールできない部分を呼び出す儀式があるはずだ、と思ってお祈りしている
便秘にはならないんですか?
なります。インプットが多すぎてわかってないけど整理できてないものが多すぎて何をしたいのかわかんなくなってる。
それでもインプットをやめない。(力技)
トーチカ(短歌)
好きなシチュエーション的なの
爆発を見るより爆発の跡を見たい
人間の感情の爆発した跡の関わりが見たい
トーチカさんは爆発してるときから見ている
菊池寛の恩讐の彼方に
諍い等々あって、感情の高まりの部分があって、その後に何が起こるのかを見たい。
盛り上がりの後に何を書くかで好みが出てくる
和解にしろ、永遠の諍いが始まるにしろ、結構すき
タイタニックで、没むシーンより沈んだ後の人々が好き
連作するときはやっぱり、サビ(盛り上がり)を作るのも楽しいが、やっぱサビ後のほうがより楽しい。
こいつココサビにしてるな。その後の終わらせ方みたろ!
後奏のオタク
サビありきだけどサビ前後を見るの良い
登場人物にとってのサビと、作ってる人にとってのサビの在り方は違う
作ってる人にとってのサビだと作ってる人の顔みちゃうよね
意図が結構大事な気がする
語り
人間あるある、人の本質つまらながち
不良少年とキリストは頭使って書いてて、それが楽しい
全裸にするより着飾ってもらった方がいい
本質の美しさなんてだいたい一緒
虚飾はその人の好みであって、その人の選択の結果を見るのが楽しい
人間観察は誰でもやってるのだが、その人の裸を見たいのかその人の服を見たいのかどっちか。
生まれてからの後のやつが良い
全裸人間がその辺に立ってて面白いのは、全裸人間がそこに立つという選択をしたからである
着飾りすぎ問題
着飾りすぎは難しいところ
全裸よりは面白いことが多い
やりすぎるなら振り切って欲しい
レディガガぐらい??
几帳面な人が誰かに呼び出されたとして、七時にこいって言われ、七時45秒に入る人よりは七時00.01のほうが面白い
短歌も極意はウケ狙いですか?
ウケ狙いで突き抜けるのも大事ではある
フジハラさん(小説(お菓子、イラスト))
しばらく感受性と向き合ってなかったので書けないかなという感じではある
ちょっぴり不思議なところがある話が多い
自分の中にあるものしか書いてないと思っている
自分が見てきたもの、見てるものがはたしてみんなと同じものなのか、という発端
自分が感じているものが正しいのかどうか
それを文章にし、共感してくれたら、そんなに間違ってなかったと思えるのでは
自己顕示欲や慰め
自分が見てる世界で文章を書いておいて、着色していく
自分が救われたいと思っているので、生きている上での孤独があるかもしれない
話の中で鬱々としたものが入っていることが多い気がする
語り
偽善っぽいセリフだいっk……
偽善は偽善でいいんだけど、それを偽善と思ってない押し付けるやつ、胸糞悪い
「~してあげる」とか、自分が上位の立ち位置に要る前提じゃん。
その感覚でものを喋ってるのが気に食わない
いい人マウント取ってるみたいなとこあるじゃない??
一番最初はたぶんそういうところ
だいたい「あんなにしてあげたのに」になるよね
関係性があればそこそこ通用するとは思うけど……
なんでなんだろうね!あれ!
「気にすることないって」みたいなの、関係性ないやつがいうと腹立つ
「あなたのため」すごいやじゃない?
やだね~~~
なんか見返り求めてくるのやだよね
心の伴わない会話が嫌い
そこに信頼関係があるはず
信頼関係がない、ただ条件反射で物事を潤滑に回すためのセリフっていうのが腹立つ
心が伴うのがいいんじゃないか??
学生時代感情を信じられなかったので、それをつかんでった人生なので
感情を増幅させて、大事にしながら書いてるから、ムカつく
オレは手探りで向き合ってやってるけどお前は?????
自分のものになってない文章は人に伝わらないと思っている
そういうの多くない??ああいうの見ると「は????」ってなっちゃう
イタローさん(小説、DTM音楽)
小説だと、歴史ものとかを書いてた
ただプライドの高い男が高望みして人ならざるものになっちゃう
山月記パターン
変身する話
仮面ライダーですね(ほんとか?)
変身して負ける仮面ライダー
敵が巨大すぎて漠然としていて、自己犠牲で変身してしまうみたいな話が多い
いつのまにかそうなってるのでクセに近い
荒唐無稽すぎる話は書けない
変身して敵倒した!みたいなのは書けない
まったくリアリズムな話になると、ひねりが欲しくなったりして変身させてしまう
荒唐無稽とリアリズムで板挟みになって変身してしまう
死んでしまうのはちょっと悲しすぎる
基本パロディみたいなものを書きたい
オリジナリティみたいなものはあまり考えていない
いろんな話を耳に挟むとカチッとひとつになって物語になって書き始める
明るい素材なら明るい話になるし、暗い素材なら暗い話になる
核がわかってきたらそっちの方向に舵を切る
書きたいシーンだけあって、書きたいシーンだけ書いて終わり、みたいなのもある
ちょっとうまく行ってない感じがする
散文詩みたいなのだと、ぽっと出たのを作品かな~~ってアープラに出すみたいなのが多い
音楽との向き合い方の違い
音楽の方が「出したくて出してる」感が強い
これ試してみたいな、みたいな感じで作ってる
小説は衝動が意識の上になくて、形があんまりない
小説とかを読んだ時に反発、レスポンスが浮かんでしまう。
自分ならこうする、これはこうなってるのか~みたいな。
蓄積で言えるぞ!ってなったら小説かける?
言えるかどうかは書き上げてみないとわからないので、確かめるために書いてる
なので、言いたい!を先鋭化するために推敲が多くなる
音楽の方が自分がなくて素直になってくる
小説だと「これはすごいけどしないな」みたいな頑ななところがある
これをしない、をめちゃくちゃやって否定につぐ否定で創作したらどうなる?
気になるのでみんなやってほしい