個人的に思うこと:絵を描くこと
コッコ.icon絵を描くことが好きで楽しんで描いている人は、画力の上達とか描写力みたいな “絵の上手さ” みたいなところを変に追い求めて欲しくない。
そういった人達は自分に基礎画力がないことを恥じて嘆いたり、勉強して改善しようとしたりする。
私は誰にも習わない野良の画伯が大好きだ。
彼らの筆は基本的に早く、直感的だ。本能で描いていると言っても過言ではない。
型がないからこその自由さ、奔放さ。
視点や描画方法についても、彼らには固定観念などの前提がない故の柔軟さがある。
(:野良画伯の魅力)
技術の向上はある意味で画力の画一化に繋がる。プロの写実的な絵より子どものエネルギーの塊みたいな絵の方がグッとくる、というような話にも通じる所がある。
(:型破りと型なし)
絵が上手くなりたいと思っている当人の頭の中には、ある程度具体的な(例えば「この人みたいに描きたい」といったような)絵の上手さの方向性がある筈だ。
(だいたいTwitterとかの絵師)
しかし「この人」の絵柄に貴方がただなってしまうのはつまらない。
(:模写・真似の意義 ≠ イラスト)
(:私の描き方/写経)
(:モチベ・向上心・自己嫌悪)
(「いい絵」について)
大切なのは、貴方の目で見た、貴方の描きたい絵を好きに描くことなのではないだろうか。
(:いじらしさ・謙虚さ・過小評価↔︎過大評価)
(:他者評価と自己評価の乖離)
【ここまで目を通してくれた人の中で、冒頭に述べた人物像に当てはまる人へ】
ここまでの文章を読んで開き直れそうな方は、ぜひ己が道を突き進んでいって欲しい。
貴方の絵はもう既に完璧なのだ。何も恥じる必要はない。
胸を張って自分の絵を愛してやってくれ。
一般通過エンジョイお絵描き勢より