人間関係の法則の黄金律
その黄金律は、「自分がされたいと思うことはそのようにするということ」、逆に「自分がされて嫌なことはしないということ」。
人間関係の法則について、哲学者は数千年にわたって思索を続けてきた。そして、その思索の中から、ただ一つの重要な教訓が生まれてきたのである。(中略 ゾロアスター、孔子、釈迦、キリスト) 「すべて人にせられんと思うことは人にもまたそのごとくせよ」
>人間は、誰でも周囲の者に認めてもらいたいと願っている。自分の真価を認めてほしいのだ。小さいながらも、自分の世界では自分が重要な存在だと感じたいのだ。見えすいたお世辞は聞きたくないが、心からの賞賛には飢えているのだ。自分の周囲の者から、チャールズ・シュワッブの言うように、”心から認め、惜しみなくほめ”られたいと、私たちは、皆そう思っているのだ。 だから、あの”黄金律”に従って、人にしてもらいたいことを、人にしてやろうではないか。
では、それを、どういう具合に、いつ、どこでやるか?──いつでも、どこでも、やってみることだ。
この賞賛の哲学は、外交官や地域集会の会長になるまでは、応用の道がないなどというものではない。日常に応用して大いに魔術的効果を収めることができる。