三種の神器
日本神話における、天孫降臨の際に天照大神がニニギ(瓊瓊杵尊、邇邇芸命)に授けた三種類の宝物のこと。 八咫鏡
天叢雲剣(草薙剣)
八尺瓊勾玉
転義
1950年代半ばに、白黒テレビ、電気洗濯機、電気冷蔵庫が「三種の神器」と呼ばれ、家庭電化ブームが起こった。
高価な家庭用電化製品は一種のステータスシンボルとなり、近代化された豊かな家庭の象徴となった。
1960年代半ばの高度経済成長期の時代には、カラーテレビ (Color television)・クーラー (Cooler)・自動車 (Car) の三種類の耐久消費財が新・三種の神器として喧伝された。 頭文字を総称して3Cとも呼ばれた。
1968年には、電子レンジ(Cooker)、別荘(Cottage)、セントラルヒーティング(Central heating)が新3Cと呼ばれるようになった。
2003年頃から2010年頃にかけて急速に普及したデジタル家電のデジタルカメラ・DVDレコーダー・薄型テレビはデジタル三種の神器と呼ばれた。