万年筆
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ペン軸の内部にインキを貯蔵し,毛細管現象を利用して,絶えずほどよくインキが潤い出るように作られたペン。アメリカ人 L.ウォーターマンが 1884年に特許を得た。万年筆の改良新型はペン先よりも,インキの補給や流出方法,また取出してすぐ書けることに注意が払われている。ペン先は金ペンと耐酸性のペンに,またインキの補充は,直接ペン軸に吸入する方式と,インキを詰めたカートリッジを取替える方式とに分れている。ペンの先には硬くて摩耗しにくいイリジウムをつける。
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インクの補充方法
吸入式
インク瓶にペン先をつけ、ピストンを使って吸い込む方式。
補充方法の中では最も手間が掛かる分、一度に大量のインクを充填できる。
インクを充填する部分がそのまま本体に取り付けられているため、両用式の万年筆と違いコンバーターやカートリッジをつけることはできない。
コンバーター式
吸入式と同じようにインクを吸い込む方式。
回転式とプッシュ式がある(吸入式は回転式しかない)
万年筆の中には、コンバーターとカートリッジの両方が使える両用式がある。
コンバーターが着脱可能になっている。
家ではコンバーターを使って割安なインク瓶を用い、外出先ではカートリッジを用意するなどして使い分けが出来る。
コンバーターが劣化した場合、吸入式と違って万年筆まるごとではなくコンバーターだけを交換すれば良い。
吸入式よりインクの充填量が少ない。
コンバーターのサイズが大きいと、細身の本体に入らないことがある
コンバータータイプは洗浄をする際にスポイトを使うが、メーカーによってスポイト先端の形状が異なる場合がある。
〝プラチナ製品は同社のものしか使えない〟などの注意書きもある。
カートリッジ式
使い捨てのインク入りチューブ(カートリッジ)を装着・交換する方式。
インクが切れたら付け替えるだけなので、最も簡単。
インク瓶を用意する必要がない。
カートリッジはつけた瞬間に開封されるため、インクをこぼす心配がない。
安全に持ち運ぶことが出来る。
カートリッジはインク瓶よりやや割高。
インクのカラーバリエーションでもカートリッジはやや劣る。
様々な色のインクを使って楽しみたい場合はコンバーターとカートリッジの両用式がオススメ。
万年筆のメーカー、製品
常用しているのはパイロットのカクノだけで、他のブランドは文房具店でのお試ししかしたことがありません。
主に他のメーカーや製品に対して、皆さん書き足していただけると幸いです。
パイロット PILOT
万年筆を出している国内大手3社のひとつ。
カクノ……安価なスターターモデルの一つ。
小学生向けに作られながら、 大人でも満足に使える作りで大ヒット。
透明軸あり。
ペン先は柔らかめ(販売店で他社のスターターモデルと比べた感想)。
EF(極細)、F(細字)、M(中字)の三種類がある。
筆者はFを最初に買って、より細いペン先のものが欲しくなりEFも購入。
スケジュール帳などの細かいメモはEFがオススメ。
cocoon(コクーン)……丸みのあるシンプルなデザインでグッドデザイン賞を獲得した一本。
リーズナブルな値段以上の書き心地。20~30代向けに作られたらしい。初心者向け。
軸色は全7色。
透明ケース付のパッケージにはカートリッジ式のコンバーターが入っているが、回転式コンバーター(別売)も使える。
ペン先はF(細字)とM(中字)が選べる。滑らかな書き心地を楽しみたいならM、書き込みやシャープな字を楽しむならFがオススメ。
プラチナ PLATINUM
プレジール……安価。使いやすい。
#3776シリーズ……プラチナの製品。最近、刷新された。使ってみた特徴は、とにかくインクが乾にくい(長持ちする)。キャップをきちんとしめて保管している限り、かなりもつし、すぐに再び使えるのでは。
プラチナの万年筆にはたいていスリップシール機構というものが用意されており、安価なモデルから#3776まで(質は違うかも知れないが)インクが長持ちするようになっている。
セーラー SAILOR
目詰まりしにくく、染料インクと変わらない快適な書き心地を実現。
にじみにくく、裏抜けもしにくいのでイラストから公文書まで幅広くお使いいただけます。
ポルシェデザイン
万年筆 P’3110 テックフレックス ステンレス P3110_ST
ざっくり50000円。見た目好きなだけ。。書いたことある人求ム。。。
ポルシェデザインとファーバーカステルの共同開発
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