ヴァッジー共和国の政治形態
以下は上記書からの要約です。
その政治形態はガナ、もしくはサンガと呼ばれていた。 釈迦はヴァッジー共和国について、集会を開きヴァッジー人として為すべきことを為すならば、繁栄を続けるであろうと語っている。 集会はサンタ―ガーラと呼ばれる集会所で行われた。その建物はただ柱によってささえられる屋根のみがあって、壁をもってめぐらされていなかったことを特徴とする。 会衆がそこに円座をつくって着席すると、議長から議案が提出され、討議にはいるのであるが、議決にいたる手続きには、白二(びゃくに)作法と白四(びゃくし)作法とがあった。白四作法というのは、議案の表白が三度く返され、異議がなければ、第四の表白をもってそのまま決議案とする様式であり、白二作法とは、議案が一度だけ表白されたのち、ただちに第二の表白をもって決議案とする様式である。
議案は主として、部族の政治ならびに重要な司法行為に関するものであったが、異議があって一致の決定が得られないときには、投票によって決定が行われた。これをサラーカガーハといい、サラーカは投票用の木片のことである。
このような会議による政治には、選挙によって選ばれる単数または複数の執政官があって、集会に際しては集会を統べ、集会のないときには、じかに政治や司法のことをつかさどるのを常とした。
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これは本の内容の要約?あるいは本を参考にしつつも自分の説を展開したもの?
返答遅れて申し訳ない。これ(このページの内容)は全部、要約です。前のアカウントで書きました。しかしたしかにチェックは大事ですよね。ありがとうございます。イタロー.icon