ミケランジェロ・アントニオーニの『情事』感想
『情事』(1960年)
愛の確認(不毛)
前に見た時より不気味な映画だなと思った
アンナやサンドロをはじめ何を考えているかわからない人間が多く、怖さがある
アントニオーニの厳しさみたいなんがある
鏡
おそらく貧富や人種間のあれこれの意識はある
クラウディアたちは上流社会
クラウディアたちとは生活圏の違う南方の街で、クラウディア(モニカ・ヴィッティ)が街の男たちに取り囲まれるのシーンがある(物語の筋には関係ない)
https://youtu.be/YxsHa-2-ohw?si=tI6pT2AxZjyJAklJ
昔のイタリア映画に出てきがちなクルーザーの伝統って若大将とかに引き継がれてるのかな?
そういえば前半戦は自然との対峙だった重要
人物と構造物の配置がいい(というかこの感覚で撮れる監督ってほとんどいないんじゃないの)
アントニオーニも「話よくわからん」扱いされがちな監督な気がするが映像が過激とかではなく撮り方は多分かなり正統派、端正
だから評価されている