マイクロビジネス
1人、もしくは数人で経営する小さなビジネスのこと。フリーランスや個人事業主もこれに含まれるだろう。
マイクロビジネスは商業が始まって以来ずっと存在し続けてきたという。
マイクロビジネス──1人、もしくは数人規模で経営しているビジネス──は、決して目新しいものではなく、商業が始まって以来ずっと存在し続けてきた。古代アテネやローマの目抜き通りには商品を売り歩く人の姿があったし、現代でも、商売が少量の売り買い、あるいは物々交換で成り立っている地域もある。
クリス・ギレボー著、本田直之訳『1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法』
マイクロビジネスもインターネットの登場によって形態が劇的に変化してきている。
商業は人の歴史と同じだけ古くから存在したかもしれないが、その規模や範囲、そして顧客とのつながりは、劇的に変化している。修理に片づけ、どんな雑用も引き受ける便利屋はかつて、食料品店にチラシを貼ったものだった。それが今では「台所の戸棚の取りつけ」とグーグルで検索した人向けに、パソコンの画面を通じて宣伝するようになった。