ページがメモならダブりは必然
文脈や前提
すでにある書き込みを書き換えるのってかなりハードル高いよね、という認識
情報は洗練された方がいいよね、という認識
もしもScrapboxのページがメモであるとしたら、そして、そのメモをもとにさらに別なメモが書かれるとしたら、内容がダブるのは当然の流れである 例
それは無駄ではないかと言う人がいるかもしれない。だが、それは無駄ではない。
内容がダブっても無駄ではない理由
情報の内容が同じでも、その情報の位置が定まっているのかそれとも遊んでいるのかに応じて、その情報の価値が異なるから。
ダブった内容を書くとき、既存ページは参照情報として使われる。
議論をするときに、既存のページを参考にして、そこから素材を得て、それをアクチュアルな議論に使う。すなわち、他のページにすでに書いてあることを再び議論のなかで書く。 独立したページにすでに書かれていた情報は、ダブりながら、議論が行われているページのうちに再び位置づけられる。
〈なんらかの位置が定まった情報〉と、〈いつかどこかに位置づけられるであろう情報〉は、価値が異なっている久住哲.icon
情報が洗練化されていくことが期待されるから。
メモを洗練化させていくときにダブらせることは必須でもあるから。
既存の文章の改善的書き換えが全くなされないならば、既にあるページないしテキストと内容のダブったページないしテキストを作らなければ、同内容が洗練化していくことはない。
2023/07/26にスクボつぶやきから切り出した。その際に色々と書き換えた。