ファスト文化の三新書
#造語
以下の三つの新書は、どれも現代のファスト文化(タイパとか)のあり方を論じるものだと思うのだが、個人的にこれを「ファスト文化の三新書」と呼んでいる()。理由としては他にも、引用がまるでリレー形式でされていて、相互に関連しているように感じるから。どれも良書だけど、個人的には1番上が1番面白かった。
稲田豊史『映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~ 』(光文社新書、2022年4月)
レジー『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』(集英社新書、2022年9月)
三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか 』(集英社新書、2024年4月)