ピダハンの話し方
視点が入り乱れる話し方
ポイント:ピダハンの物語りの仕方が時系列を重視していないという点
いくつもの文を放っていって、そこから状況が再現されるような語り方……か。
このページを作成したきっかけ
昔教授から聞いた話(記憶)
ピダハンはみんなが同時に話すと聞いた(ソース未確認)←『ピダハン』を実際に読んでみて、こういう記述がないことを確認した。ただし、ピダハンはお喋りが好きだとのこと。
気になるblu3mo.icon
文の外でリカージョンする。
例えば、「おい、パイター、針を持ってきてくれ。ダンがその針を買った。同じ針だ」というふうに3つの文を連続で言う。『ピダハン』p329 ピダハン語では「ダンが買った針だ」とは言えない。文中のリカージョンがないので、「それは、ダンが買った、針だ」という風に文中に「ダンが(それを)買った」という文が入れ子になっているような表現を作れない。
選言文すらない。
「太郎か花子が来る」と言えない。「太郎が来る。花子が来る。うーん。自分には分からない」といった言い方をする。
繰り返しが多い
イプウーギとジャガー p191