ネガティビティバイアス
#認知バイアス
人はポジティブな情報よりもネガティブな情報に注意を向けやすく記憶にも残りやすい傾向のこと
例えば、個人の過去の記憶においても、
幸せな思い出より辛い経験のほうが鮮明に記憶される傾向にある
が、これもこのバイアスに根ざしている。
ネガティビティバイアスとは?悪いことや辛い経験にとらわれないために|ミツカリ
や
ネガティビティ・バイアス | 記憶に関する認知バイアス | 錯思コレクション100
によると、ネガティビティバイアスは、生存のためのリスク回避や社会に適応するためのメカニズムが関わっているのではないかといわれている(諸説アリ)。
生物が生き抜くために目の前のリスクやトラブルに注意を向けることが重要だったから(という進化論に基づいた説?)。
また米国の心理学者
ダニエル・カーネマン
らは、ネガティブな変化に敏感な人の性質が様々な経済行動に影響を与えていることを明らかにし、2002年に
ノーベル経済学賞
を受賞している(
ネガティビティバイアス | 時事用語事典
)。
また、こういうバイアスを人間が持っているとしても
ネガティブと不幸は等価とは限らない
。