ダイダロス
Δαίδαλος
ギリシャ神話に書かれている人物で、ラビュリントスを設計したことで知られる発明家。
パシパエのために木製の牛も作ったりした。
ミノス王に幽閉されたが、人工の翼を作ってイカロスと共に脱出した。
甥殺しの黒歴史も持つ。
ダイダロスの名前はかなり昔からあったようで、ミノア文字の碑文から“ダイダラ”という単語が確認された。
これは人名ではなく、道具の名前として使われていた。
ミノア文明について書かれた本にはクレタにはダイダロスの名前がついた都市があったらしい。(記述では紀元前1世紀のヒュギーヌス、6世紀のステファノス)
つまり、神話の改変によって本来の形が忘れられ去られて、意図せず擬人化された可能性があるってことかな?
例:瀬戸焼そのものはなくなったけど、瀬戸という地名と人名で残った、みたいな。
迷宮を作った。
たしか、イカロスの父。
→『ダイダロス』という小説がある。