タレス
#自然哲学
#哲学史
哲学史では、
すべての物の原理(
アルケー
)は水であり、すべては水からなり水に帰る
といった命題で有名。
シュヴェーグラー
の見立てでは、
彼がなぜ哲学史上に名を残したかというと、
自然の合理的な説明という土地に足を踏み入れた最初の人である
からだそうである。
空ばかり眺めていたらしく、あるとき溝に落ちて、それを見た女中に「先生はそんな高尚な空のことばかり考えていて、足下のことはちっとも分からない」と笑われた、というエピソードがあるらしい(『
ギリシア哲学者列伝
』、ディオゲネス・ラエルティオス)