タルド
https://ja.wikipedia.org/wiki/ガブリエル%E3%83%BBタルド
1890年に
『模倣の法則――社会学的研究』
を発表し、
社会学
を一般に受容させた人物の一人である。後に社会学の父と称されることとなる
デュルケム
に対して、分業が道徳的な事実であるか否か、犯罪が正常であるか否か、社会が実在するのか否か(社会実在論)といった多岐にわたる論点をめぐって論争を繰り広げた。
1901年には
『世論と群集』
を刊行。
ル・ボン
の群集心理学を批判し、直接対面的な関係によって結合する群集に対して、
メディア
を介した遠隔作用によって結合する公衆概念を提示した。