エロ・グロ・ナンセンス
エロ・グロ・ナンセンスとは、エロ(エロティック、煽情的)、グロ(グロテスク、怪奇的)、ナンセンス(ばかばかしい)を組み合わせた語で、昭和初期の文化的風潮を示す語である。
1930年(昭和5年)に、それまで使われていた「エロ・グロ」に「ナンセンス」を加えて使われはじめた流行語とされる。
(中略)
時代としては、大恐慌が起こった1929年(昭和4年)ごろから、2・26事件が起こった1936年(昭和11年)ごろまでの期間に当たる。 期間は諸説あり?もっと時代が遡って見積もられることもある。大正末期から昭和初期の時代傾向を表した言葉。