ウパニシャッド
古代インドでは、紀元前13世紀頃から『
ヴェーダ
』と呼ばれる宗教文献群が作られたが、その末尾に哲学的なパートが置かれた。それらを『ウパニシャッド』と呼ぶ(ヴェーダの末尾を飾るので『
ヴェーダンタ
』とも呼ばれている)。
非常に長い年月をかけて100編以上の『ウパニシャッド』が成立し、多数の作者によって作り上げられた。
ショウペンハウエル
が生涯を通して愛した書とされている。
釈迦
の思想はウパニシャッドの世界観を参照しながら構築したと言われている。