ウサギアヒル
元ネタは
https://gyazo.com/fdee6be994ed3466b8d2532fb67195ca
https://gyazo.com/13d1532e4d62b764b78954b421173993
このウサギの表情は高慢だとされたりする
80番では、この図をアヒル【として見る】場合には消えてしまうウサギの表情に言及している
たとえば最初見たとき私は高慢な顔つきを見るが、次に見たときは高慢な顔つきは見えないとしよう。 では、私はそのたびごとに全く異なるものを見ているのだと認める人は、そのことによって何をしたことになるのか。〔『心理学の哲学1』p37、大修館書店〕 ブランダムはこの疑問文の型でもってプラグマティズム性を表しているようだ久住哲.icon
【模写】ウサギ−アヒルの頭.iconと比べると、ウサギの口を強調するような描かれ方をしている
この絵が出てくる少し前の箇所では「同じ意味」とか「類似」とかが話題になっている 例えば69番は以下のようである
「心痛と不安とはよく似た感情である。」これは経験的事実であろうか。〔『心理学の哲学1』p33〕
ここから「死にたい」という言葉で或る感情を表現できると期待することについて何か言えるようになるかも久住哲.icon すなわち、私が「死にたい」と心のなかで呟くまえに、【そういう】感情を感じていたと知っていたか?といった問いを立てて、そこから考えることができるかもしれないからだ
私が自分の知っていることを語る場合、まさしく自分の知っているところのことを語ることはいかにして可能か。〔『心理学の哲学1』88番p39〕