はじめの相場観
2026/6/10水
皆が「オワコンだ、オワコンだ」と騒いでいるときにその銘柄を買って、皆が「買いだ、買いだ」と騒いでいるときにその銘柄を売る、というのは一つのやり方としてはあるだろうな、とは思う。
相場全体が下がるのは怖いことか
相場全体が下がるのは怖いことだろうか。
怖い
やはり相場全体が下がる時が一番資産が減る時だから。
やれることがない。部分的な下落であれば、その銘柄を切ることもできるが、相場全体の下落であればそうはいかない。
常に大暴落が頭をよぎる。大暴落自体が怖いというよりは、資金を撤退させた方がいいのではという選択肢が浮かぶことが厄介。
怖くない
相場全体が下がっているのは一企業のせいではないから。一企業のファンダメンタルは何も変わらない。
2026/5/30土
例えば10社株を持っているとして、10社中1社が下がるとする。これは全然痛くもかゆくもない。持っていてもいいし切ってもいい。自分なら明らかに下落トレンドであれば切る。これが2、3社でも同じだろう。ただこれが5社になるとどうか。例えば半導体セクターが全部下がるような形。5社が下落トレンド入りする場合。だが半導体がまだまだ強いということがわかっている場合。これを切るのかというのが最大の問題なのである。半導体が強い以上いずれはチャートは戻すだろう。だが下落トレンドはどこまで続くかはわからない。チャートとファンダメンタルが連動するとは限らないのである。例えば今のソーファイとかもそう。ピークから50%位下落しているが、その間今のところ、半年くらいは経つ。これを我慢するのか否かという話。もし底までいって下値固めをしているようなら、今がそうであるが、これは持っておいてもいいと思う。だが途中の時、明らかに下落していくなとわかった時、ここで持つのか切るのかが問われる。もちろん長期で見ればいずれ上がっていくのだからという考え方もある。だがその6か月間くらいを上昇している銘柄に入れた方がいいのではないか。底を打ったころにまた入り直せばいいのではないか。機会損失なのではないか。という考え方があるのも自然なことである。半導体の投資信託であれば、そのような上下をくり返し結局高値を更新していくのだから、というのもある。投資信託ならばある程度腹はくくれるだろう、下落に付き合うと。だが個別株はすぐに売買できる分だけ、売りたい欲望も大きくなる。
自分は今回のイラン問題で株を切るという選択をしたわけだけど、それ自体は一つの選択肢としては有りだったとは思う。今月はかなり増えたなという印象だったけど、今日計算してみたところ、これでやっとイラン前にとんとんで戻っただけであった。印象としてはもうちょっと増えているかなとは思っていたのだけど。株を切っている分だけ、戻るのが多少遅くなるというのは想定内で、ずっと株を保持しているよりは、パフォーマンスが悪くなるのは織り込み済みである。ただ単純にパフォーマンスだけを比較するならば、切らずに持っていた方がパフォは良かったということになるだろう。ただそれは結果論の部分があって、今回は下落が結果的には浅かったのだけど、今回のがきっかけでより本格的な暴落に突入していたというシナリオもあったわけで、そうであればやはり切っておくのが良かったというシナリオもあっただろう。ただやはり切った場合、またインするというのは心理的に厳しい部分があるなというのは今回のことでわかったことで、やはり今回もかなり最初は恐る恐る戻した部分があった。それが結局、「とんとんに戻っただけであった」という結果に反映されている。それに加えて今回は、原油、穀物でのやらかしというのもあったのでこの結果である。もちろん切らずに持っておけば、上昇分も丸々取れるわけだけど、本格的な暴落になれば、何年も値を戻さないという可能性もあるわけで、そうなれば切っておけばとなるわけである。だから自分は頭の部分が取れなくなるということは覚悟のうえで切っているわけで、そこが想定内の部分なのである。下落時の対応としては、最初に切るか、最後まで切らないかのどちらかにはなると思う。中途半端な間ぐらいで切るのは一番よくない気がする、わからないが。なので例えば、個別の部分は切って投資信託の部分は切らないという折衷案というのもありかなとは思う。今回は結果的に再インしてそのまま上昇してくれたけれども、二番底というのもあり、また下落をくらう可能性も全然あって、それが「往復ビンタ」と呼ばれるわけだけど、それはかなり心理的にはダメージは大きい。だからこそそれを食らわないように恐る恐るの再インだったわけである。今回わかったのはこの心理的ダメージが結構馬鹿にできないということであった。今までがずっと保持しておくスタイルであった分、このようなダメージは初体験であったかもしれない。今までも何回かプチ暴落はあったが、その時は保持しておくスタイルであったため、ノーダメージであった。「含み損も実現損益も同じ」という考え方があり、自分も途中そちらに傾いていたのであったが、今回のことで少なくとも真理としては「含み損と実現損益はやはり違う」ということを感じたのであった。ちょうど自分の手法に変化や迷いが出てきた際のイラン問題だったので、このような行動があり結果になったのだけれども。ここの部分は追々また整理しようとは思っている。これも結果論なのであるが、今までのプチ暴落の乗り越え方というのは結果的には正しかったわけである。だからこそ初心者なりに資産を増やしてこられたわけである。ただだからといって単純にこれからも「売らないのが正解だ」とはなれない。結果的にどれもプチ暴落だから売らないのが正解だっただけで、本格的な暴落であれば売るのが正解だたっという局面もあるかもしれない。ただ難しいのは誰も本暴落は予測できないということである。厄介なのはこの本暴落を恐れて、プチ暴落で売ってしまうと、パフォは悪くなること必然である。そうであるならば、最初から本暴落で耐えるということを決断しておけば、プチ暴落で売ることは防ぐことができる。むしろそれしか方法はないのではなかろうか。「株は持っておくことが重要だ」というのはあるのである。経験や知識が増えれば、逆に判断に迷いが生じる場合があってそこが難しい所である。
2026/5/28木
ここに書くことによって大分頭が整理されてきた。やはりまだまだ自分にとっては個別株は道楽の側面が強いこと。なのでやはりコアはきちんと投資信託で作って、個別株はサテライトで楽しんで位の意識がいいのかもしれない。個別株で稼ごうという意識は捨てた方がいいのかもしれない。
ゆきママが「宇宙は入れない」と言っていたのが興味深かった。ゆきママはもっとシンプルにモメンタム投資家かと思っていたからである。彼女はきちんとファンダメンタルが整ったうえで、判断して入っているのだなと。だからパウロ氏のノートを拠り所にしている。だから下落したときに、買い増すという行動を取れるのだなと。思っていたよりもかなり真っ当な投資法。そこはジムクレイマーにも通じるものがある。かく言う自分は量子だろうと宇宙だろうとこれからも気になれば入ってしまうだろう。
自分の場合、まだまだそこの出口が見えていない。マイクロンにしても今は上昇しているからいいが、下落してきたとき、ましてや50日平均線を割って下落トレンド入りしたような場合、どういう行動に出るのか。ゆきママならばファンダメンタルに問題がなければ買い増すのだろうが、自分はどうするのかが見えていない。買い増すという選択肢は無いが、保有するのか切るのか。
実は投資って余計なことをせず、暴落したときに3倍レバを買うだけというのが単純な真理なのではないか。
FXが首の皮一枚つながってる。300円まで落ちたのが1400円くらいまで盛り返してきた。土壇場の底力が我ながらすごい。これでまだ当分できる。300円まで落ちたときにはもう流石に今回はダメかなと思った。
太陽誘電、村田製作所。確かにMLCCの波が来ている。パウロ氏の炯眼はすごい。
なぜ商社の株を切ったのか。50日線を割って明らかに下落しそうな形だったからである。
三菱、住友辺りはまだ大丈夫だったのではないか。形としてはそうである。だがおそらく商社セクター全体が下がっていくような兆候だったので全部切った。いやさらに言うと、日本の大型株は今全体的に下落傾向である。
切らないで買い増すという選択肢もあったのではないか。確かにそうである。まして商社はBグループで永久保有してもいいくらいの銘柄だし、直近の決算も良好であった。だが切った。今の時点で商社の下落に付き合う気がしなかったからである。あとは投資信託にお金を回したいというのはあった。
マイクロンでも同じ行動をするか。それは現時点ではわからない。その時になってみないとわからない。だがそこは一つのキーポイントであることは確かである。
商社を切ったのは今の相場は関係あるか。確かにあるかもしれない。これだけ米国のハイテク株が上がっていると商社が地味に感じられたのかもしれない。
でもビザやJPモルガンなど米国の地味な株は持っているじゃないか。確かにそうである。だがこれらはいまはまだ下落傾向では
ない。
ではビザやJPモルガンが下落傾向になったらどうするのか。それはいまはまだわからない。持つのか切るのか。
永久保有という視点はないのか。確かに最初はそのつもりはあったのである。だが最近その傾向が薄れているのもたしかである。永久保有の役割は投資信託に担ってもらおうとは思う。
永久保有をするつもりがないのなら、ビザやJPモルガンを持つ意味はどこにあるのか。わからない。なんか好きだからである。
商社も好きではないのか。商社も好きである。だが今は持つ気にはなれなった。下落に付き合う気にはなれなかった。
それでは全ての個別株とは下落に付き合わないのか。わからない。そうかもしれないしそうでないかもしれない。今はまだわからない。ただ今は全体的にプラスになっているので、調子悪い目柄を即切りやすい状態であるというのはある。
それでは今回のイラン問題のように相場全体が下落するときはどうするのか。そこもまだわからない。プラスが大きければ全切りする可能性もある。だがわからない。それが遠くの戦争であれば戻りは早いかもしれない。だが何が暴落のきっかけになるかなんて最初にわかるわけではない。今回のイラン問題であったってそれが長期的な暴落のきっかけになったという世界線だってあった。ただ今回のイラン問題が長期的ではないにせよ明らかに相場全体を揺るがすような問題であるということはすぐにわかった。すぐ戻るか暴落するかは別としても。
SBIの単元未満株はどうするのか。確かに他の株はリアルタイムで切れるから、即切りという手段の可能性が残されてはいるものの、SBIの単元未満だけはどうしても切りが遅くなってしまうのは免れない。
調子の良い銘柄にどんどん資金を入れていくのか。確かにそういう手法もある。だが自分はその手法は取らないと思う。ある程度調子の良い銘柄は買っていくとしても、無制限に資金を投入するということはせず、ある程度の上限は設けていくと思う。やはりどれだけ調子の良い銘柄であっても先はわからない。それと自分の場合、上に書いたことからもわかるように出口がはっきりしていないので、やはりそこが危険である。だからコアは投資信託にするというのはそういう点なのである。個別株でも資金は分散させておくというのは、やはり以前から通じて自分の投資法の肝であるのである。それとやはり個別株で儲けようという意志をもてるほどには自分はまだ習熟してはいない。
やはりチャートの形が大きかった。特に三井物産など。50日線を少し割ったところ。この位置が一番危険性を感じる。もちろんここから上昇する可能性もあるが、下値余地がかなり大きく存在する場所。際限なく下がりうる場所。それなら富士通のような下がりきった位置の方が全然安心して持てる。もちろん二番底という可能性もあるにはあるのだが。
2026/5/20水
企業の層
A:インデックス<B:東京海上<C:エヌビディア<D:ルメンタム
例えば、このような序列を考えてみる。左から右にかけて刹那性が高まっていくともいえるし、右から左にかけて永続性が高まっていくともいえる。会社名は代表例であり、実際はそのような企業群を考える。インデックスは入れ替えがある以上、その持続性は半永久的と言えるだろう。Bグループは普通に考えれば永続的と言ってよいが、個別の企業である以上問題が出る可能性はゼロにはならない。Dグループは、今まさにホットなトピックであり最も上昇しやすいが、どこまでこのテーマが持続するかは不透明である。Cグループも、今現在のテーマではあるが、Dに比べれば持続性はあり、後から振り返ればより強固なテーマであったという可能性もあるグループである。マイクロソフトなどは、BとCの中間に存在しそうでもあるが、やはりどこまでいってもハイテク株である以上、栄枯盛衰、消えていく可能性だってある。Bの企業群というのは、世の中の流行ゆえに存在しているというグループではないので、永続性はかなり高くなる。投資の安全性という観点から行けば、当然左に行くほど安全性は高い。リターンというものを度外視するならば、インデックスだけやっているのが安全である。ただ、リターンというものを度外視するならばと書いたが、ナスダック、レバナス、ファングなどの少数精鋭型まで含めれば、リターンもかなり高まる。バフェットですら、ナスダックに必ず勝てるのかといえば怪しいくらいである。いわんやレバナス、少数精鋭型をや、である。純粋にリターンを追及するとなるときに、個別株をやる合理性というのは限りなく低くなる。もちろん一部の達人は、個別株をやる理由がリターン面からみても理にかなっているというのはある。もちろん誰もが投資をやる以上、リターンを純粋に追及するべきなのだが、個別株をやる理由がリターン面に還元できる投資家がどのくらいいるのかといえばとたんに怪しくなる。バフェットが狙うような銘柄は、Bグループが中心となるだろう。ただこのBグループは安全であるがゆえにリターンもそこまで高いとは言えない。ハイリスクハイリターン、ローリスクローリターンというのは基本なのである。例えば、高配当株投資という方法がある。初心者が初めて個別株に手を出すとき、この高配当株投資の手法を取れば、そうそう大失敗することはない。なぜなら、大体が有名なBグループの企業で固まるからである。だが、インデックスを飛び出して個別株をやろうとする人は、大概が刺激を求めている。この刺激はリターン面、心理面の両面がある。この両面はつながってもいる。刺激を求めて、インデックスを飛び出したのに、安全な企業群ばかりではやはり面白味もなくなっていくだろう。ゆえに人は段々と、AからB、BからC、CからDへと飛び出していくこととなる。基本的にDの企業群は、ミーム株イナゴ株になりやすい。だが、投資の達人になればなるほど、Dの企業には手を出さない。だが、Dの企業に手を出すにしても、大きく分けて3パターンは考えられる。1.ファンダメンタルを熟知している。2.テクニカル的な計算があって入っている。3.皆が買うから買っている。もちろん達人と言われるような人は、1番か2番であろう。しかし、3番が必ずしも悪いわけではない。実は3番の達人という人もおそらく存在している。ここが投資の奥深い所である。つまり、勝てるならば何でもありなのである。もちろん最低限のルールを守ったうえではあるが。どんなやり方をしても勝つ人はいるし、継続的に勝っていればそれでいいのである。ただ3番の達人は結局、2番に寄っていくものと思われる。達人がDの企業に手を出さないでいられるのは、自分の手法を確立し、その手法で継続的な成功をおさめ、その手法に自信があるからである。Dの企業に手を出さなくても、ちゃんと勝てる場所があるからである。逆に言えば、自分の手法が無い限りは、Dの企業に吸い寄せられるのは避けられない。今まさにホットな株を買うという面白味があるのである。一方、やはり誰も知らない企業を見つけて当ててみたいという欲望もあるだろう。バフェットはBに属する企業が割安の時に大量に購入し、それをかなり長い時間をかけて保有するというやり方で、富を築いてきたのだろうと思われる。だが、もう一度言うが、バフェットがナスダックに買っているのかといえばそれは怪しい。オルカンやSP500には勝っているだろう。しかし、ナスダックとなると怪しい。そのくらいナスダックは強い。それじゃあ、なおさら凡人はナスダック買っとけばええやん、となる。いやまさにそうなのである。だが、人は個別株への欲望を止められない。
2026/5/13水
投資法
実に投資には無限の方法がある。市場から利益を得る方法が無限にあるということである。何が正解ということではない。正解も無限にある。ある程度の傾向はあるにせよ。安いものを買って高く売るのか。高いものを買って高く売るのか。使う時が来るまで売らないという方法もある。チャートを見るのかファンダメンタルを見るのか。どちらが正解ということはなく、どのやり方にも勝者と敗者がいる。だが、一流の投資家は必ず自分のやり方を確立している。全方位において優位性をもつ方法というのは存在しない。必ず強みと弱みがある。勝ち続ける投資家は、その弱みを含めたうえで勝ち続ける。全勝するということではない。負けも含めたうえで勝つのである。勝ち続けるということは難しい。勝ち続けるには再現性が必要である。再現性があるとは方法を確立しているということである。だが相場は生き物である。相場は時期によって色を変える。ある相場で勝てていた手法が、別の相場で通用しなくなるということもあるかもしれない。それゆえ、一流の投資家は相場に合わせて手法を変化させているのか。それとも手法を変えずにより長いスパンで勝つのか。バフェットはそうかもしれない。だが自分の手法を確立するというのは並大抵のことではない。これは数学のように、論理的に導き出せるものではない。その人の性格もあるからである。論理的に最善解を導き出すということはできない。その人の性格、ライフスタイルなども含めた最適解を見出さなければならない。
モメンタム投資
モメンタム投資という方法がある。それは今勢いのある銘柄を買う。勝ち馬に乗るという方法である。モメンタム投資には究極的にいえばファンダメンタルは必要ない。上がっているチャートを買えばいいからである。しかし、そこでファンダメンタルを知っていれば、上昇チャートの持続性を予見する確度が上がるだろう。ファンダメンタルをしっかりと知っている人が、モメンタム投資家と同じ銘柄を買うということも起こりうるだろう。今でいえばメモリ銘柄などはそうなるだろう。しかし、その差はチャートが下落したときに現れる。ファンダメンタルを熟知していれば、多少チャートが下落しようともどしんと構えていることができるだろう。モメンタム投資家ならば慌てて売るかもしれない。しかし、一流のモメンタム投資家ならば、それでも勝つ方法を持っているだろう。チャートだけ見てても勝つ方法を。
下落時の行動
下落の時にどういう行動をとるのか。売るのか売らないのか。ここでも何が正解ということではなく、その人の投資スタイルが出る。論理的に考えて解を見出すという思考経路に慣れた人は、投資につまずく所が出てくるだろう。解が一つではないからである。下落の際に、早めに売るというのも解になりうるし、売らないということも解になりうるからである。ただ何をやってもいいというわけではなく、早めに売るならばそれの勝ち方、売らないならばそれの勝ち方、それぞれ熟知している必要がある。どちらを取るにしても一流の投資家は、自分の出口、見通しを持った上でトレードを行う。
含み損と実現損失
「含み損も実現損失も同じだという考え方がある」まだまだ思考が必要だが、確かに論理的にはそうである可能性もあるだろう。だがここで忘れてはならないのは心理である。投資にはこの「心理」という要素が馬鹿にできない。あえてここで「心理」という言葉を使う背後には合理性以外の要素であるという含意がある。含み損の銘柄が上昇することと損失を一度確定させてからそれを買いなおすということ、これはどちらにもメリデメがある。
含み損の銘柄が上昇すること
メリット
含み損がゆえ、心理的には安心がある
買いなおす時期を考えなくて済む
上昇時の稲妻を逃さない。つまりそこのロスがなくなる。
デメリット
どこまで下がるかわからない、早く売るべきではないかという心理的不安を伴う。
いつ上昇するかわからない。その確証もない。一週間後に上昇するかもしれないし、10年後かもしれないし、上昇しないかもしれない。
損失を一度確定させてからそれを買いなおすこと
メリット
今後相場がどうなろうとも、少なくともこれ以上は減らないという安心感がある。
現金を確保できるので、底を打ったであろうときに買い向かえる
二番底や往復ビンタがあってもそれは含み損を抱えているときと変わらない。いや若干優位である可能性すらある。
デメリット
底を打ったと思ってもさらなる底がありうる。(二番底)
買ってまた減る。(往復ビンタ)
二番底や往復ビンタをくらった時の心理的ダメージがでかい。
一番いいときに買いなおすということは不可能。
損切貧乏に陥る可能性。
株は持っていさえすればまた上がる可能性があるが、株を0にした場合ただ実現損失だけが残るという心理的ダメージ。もちろんまた買いなおせば同じなのだが、この心理的ダメージを負っているがゆえに買い直せないという悪循環が生じる可能性がある。
高値を追うのか、安値を拾うのか。安心感のある銘柄を買うのか、ワクワクするような銘柄を買うのか。
イナゴ
優れたバリュー投資家ならば、今の相場でメモリ、半導体、AI、ビッグテックには見向きもしないのだろう。その中で不当に安い銘柄を買うということはあるのかもしれないが。今ならばマイクロソフトのような。ただそれができるのは自信がなせるわざでもある。自分がちゃんといい銘柄を選ぶことができて、勝てるという自信、実際に勝ってきたという成功体験、このようなものがあって、初めて旬の銘柄に手を出さないという強いマインドを保つことが可能になる。そうでなければ、旬の銘柄に引きずられる。それをイナゴというのだろう。イナゴとモメンタム投資家は一見似ているようであるが、それは全く違う。もちろん手を出す銘柄は似通ってくるだろう。しかし、モメンタム投資家はそれが自分の手法であるという自覚があり、それがあるということは、出口、勝ち筋、見通しを熟知したうえでやっている。イナゴはただ飛びつくだけでそこの見通しを持っていない。ここに手法の域に達しているか、ただ飛びついているだけかの決定的な差がある。
コバンザメ投資法
もちろんファンダメンタルを熟知しているに越したことはない。今のメモリ相場であれば、メモリ銘柄が上がっている理由、それはどのくらいまで続きそうか、などを知っているに越したことはない。しかし、個人が知れる知識には限界がある。専門家にはどうあがいても勝てない。自分は勉強をするときなどは、なるべく一次情報や自分の頭で考えるということを重視している。だが投資の場合には、その方法には明らかに限界がある。そうなると信頼できる人の情報を取るという方法も必要になってくる。そうなるといわばコバンザメ投資法みたいなことにもなってくる。それはどこかで釈なのであるが、今持てる力で最大限の勝つ方法を模索しなくてはいけない。それもまた真剣ということである。真剣に勝つために真剣に人の情報を追う。
個別株は道楽か
それでは100%真剣といえるのであろうか。いえない。なるべく負けないということを考えるならば、インデックス投資を使うという方法もある。個別株をやるからにはインデックス投資に勝たなければ、理論的にはやっている意味がない。だがインデックス投資に勝つというのはそう簡単なことではない。インデックス投資よりもリターンを取れるから個別株をやるんだというロジックであるべきなのである。そしてそこの優位性が、自分で見通しを持てているという状態が理想的ではある。だが現状はまだまだそうとはいえないだろう。じゃあ未来に向けてそれを目指しているのか。もちろん目指しているか否かと言われれば、目指している。真面目に目指している。だがそれは個別株が自分にとって最も優位性のある方法だから選んでいるという域には達していない。現時点で掛け値なしに最も優位性のある方法を選ばなければいけないとすればそれは個別株ではないだろう。それでも自分は個別株をやる。それは道楽ではないのか。そういう要素はあるかもしれない。