『青髭』
青い髭の王様(金持ちの男)にまつわる話で、シャルル・ペロー執筆の童話(1697年に執筆) グリム童話の初版にも収録されているが、2版以降では削除されている だいたいのあらすじ
ある娘が青い髭をはやした金持ちの男に求婚されるが、娘はその青い髭がなんか嫌で不安だった
何かあったら兄たちが助けに来ることを条件に娘も結婚を承諾した
娘はある日青髭が外出するということで、「どこにでも入っていいが、この鍵束の中の小さな鍵の小部屋にだけは絶対に入ってはいけない」と言いつけられた
娘は好奇心に負けて、言いつけを破り小さな鍵の小部屋に入ってしまう。その部屋には青髭に殺された女たちの身体がぶら下がっていた
小さな鍵を女たちの血だまりに落としてしまい、拭いても取れない血が残ってしまう
娘は小さな鍵を隠すが、帰ってきた青髭は鍵の居場所を問い正し、娘が部屋に入ったことを悟り、娘を殺そうとする
娘は殺される前に祈りの時間が欲しいと懇願しそれが許されたのでその隙に兄たちにSOSを出し、兄たちが助けに来て青髭を倒した
青髭の家は娘と兄たちが相続し青髭の遺産を全部手に入れて金持ちになった
(細かい設定はバージョンによって違いがあります)