『運命論者ジャックとその主人』
18世紀
フランス
の思想家・作家
ドニ・ディドロ
の
小説
。執筆は1770年代、刊行は作者没後の
1796
年
「運命はすでに決まっている」と信じる従者ジャックと、その主人が旅をしながら、延々と話し、脱線し、物語が中断され続ける小説
ジャックは「すべてはあらかじめ定められている」と信じながらも、実際には自由に動いているように見える人物として描かれる。それゆえ、この作品は、運命と自由意志は本当に対立するのか、人は決定されていても行為しうるのか、という問いを、説教くさくなく、会話劇と笑いのなかで考えさせる