『蒲団』
『蒲団』(ふとん)は、
田山花袋
の中編
小説
。
日本の
自然主義文学
を代表する作品の一つで、また
私小説
の出発点に位置する作品とされる
。『新小説』1907年(明治40年)9月号、1908年(明治41年)3月号に掲載され、のち易風社から刊行された『花袋集』(1908年)に収録された。末尾において主人公が女弟子の使っていた夜着の匂いをかぐ場面など、
性を露悪的なまでに描き出した内容が当時の文壇とジャーナリズムに大きな反響を巻き起こした
。
蒲団(小説) - Wikipedia
島崎藤村
『破戒』
に並ぶ、日本の
自然主義文学
の代表的な作品。