『弁論術』
アリストテレスの著作。全三巻。
弁論術
弁論術 (アリストテレス) - Wikipedia
『弁論術』(べんろんじゅつ、古希: Τέχνη Ῥητορική、古代ギリシア語ラテン翻字: Tékhnē Rhētorikḗ、羅: Ars Rhetorica、英: Art of Rhetoric)は、アリストテレスによって書かれた弁論術(レートリケー、レトリック)についての著作。
古代ギリシャの弁論術を理論的・体系的にまとめ上げた古典の傑作であり、キケロやクインティリアヌスなど、古代ローマにおける弁論術(修辞学)の代表人物らによっても言及されている。
アリストテレスの著作では、『詩学』と共に、制作学(創作学)に分類される著作であり、ベッカー版では、『詩学』(や『アレクサンドロスに贈る弁論術』)と共に最後尾にまとめられている。
ルネサンス期の人文主義者や、19世紀の文献学者によって翻訳・編纂が行われてきたが、20世紀に入り、哲学者や政治学者によって注目されるようになった。
前提
レトリック(レートリケー)の意味
弁証術(ディアレクティケー)と弁論術(レートリケー)