『多情仏心』
里見弴の長編小説
1924年刊行
日本語
新潮文庫で651ページほど
岩波文庫だと二分冊
多情仏心 前編 - 岩波書店
紀尾井町の旦那藤代信之の恋愛遍歴を中心とする小説.彼はさまざまな女性と関係するが,まごころのままに生きるという自分の生き方にすこしも疑念をはさまない.彼は自分の金を詐取して出奔する男にも,それが恋に対するまごころのためなら祝福し,不良少年の姦通にもそこに心の誠があれば許す.作者の哲学をもっともよく伝える作品.
多情仏心 後編 - 岩波書店
久住哲.icon「なんの小説が好きですか?」と言われたら『多情仏心』と答えるほどだが内容を覚えていない
文体が好き。文体だけで好き。
会話文が神がかっていると思う
ぜんぶ読んだかも定かではない
2023年1月に読みはじめた久住哲.icon
読書会:まだない。