『反復』
著:
コンスタンティン・コンスタンティウス
1843年
に
キルケゴール
が仮名で刊行した小説。
cf.
仮名著作
コンスタンティン:過去の嬉しい経験の反復は、不可能。
青年は、
内面性
に閉ざされている。けど恋人との関係を変えたい。あえて別れてみる。我慢の果てにもっと良い関係が反復されるはず。けど、恋人は他の男と結婚する。反復不可能。
→反復はかならず実現されるとはかぎらない。現実は反復を保証しない。
恋愛的な一時の反復も難しい。離れているうちに、2人の状況は変わっている。ちょっとしたことで、決定的に変わってしまう。
主人公は真の反復の手前で立ち止まり、おわる。
反復の態度には困難がある。
ネストロイ
の『おまもり』への言及がある