『テラ・ノストラ』
Terra Nostra
(私たちの大地)
カルロス・フエンテス
の小説
1975年
に発表された
本田誠二
による訳がある
書き出し
別の動物のことを夢見た最初の動物。怪物的ともいうべき、二本足で歩行することのできた最初の脊椎動物。かくして人間は、いまだに創造の源である泥土を、のほほんと、ありのままの姿で地を這いずりまわる動物たちの間に、恐怖を撒き散らしたのである。電話の最初の呼び鈴、最初の歌、最初の水着、こうしたものはことごとく恐怖に満ちみちていた。
1977年
、本作によって
ラテンアメリカ文学
最高の名誉とされる
ロムロ・ガジェーゴス賞
を受賞した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/テラ%E3%83%BBノストラ
記事
『テラ・ノストラ』(水声社) - 著者:カルロス・フエンテス 翻訳:本田 誠二 - 柳原 孝敦による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
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