『サド侯爵夫人』
三島由紀夫の戯曲。三幕。『文藝』1965年11月号に発表。日本語。
澁澤龍彥の『サド侯爵の生涯』を基に書かれた
新潮文庫では、『サド侯爵夫人・わが友ヒットラー』に所収→Amazon.co.jp
そこでは115ページくらい。
結末に、1965年8月31日の日付がある。
どうした
読書会→『サド侯爵夫人』読書会
あらすじ
パリ、1772年、1778年、1790年、モントルイユ夫人邸サロン。フランス革命のころ、マルキ・ド・サドを中心とした女性たちの対話と葛藤が描かれる。主人公はサドの妻、ルネ。ちなみに、サド侯爵は出てこない。また、この話自体に残虐なグロテスクな(パァ~オ♡な)シーンはない。むしろ人の情念がカッチリと冷凍されている(と思うイタロー.icon)。
イングマール・ベルイマン演出の舞台映像(1992年)
https://www.youtube.com/watch?v=p08qsrakhaE
登場人物
登場するのは女性のみ。
ルネ……サド侯爵夫人
モントルイユ夫人……ルネの母
アンヌ……ルネの妹
シミアーヌ男爵夫人
サン・フォン伯爵夫人
シャルロット……モントルイユ夫人家政婦
/prarpla/『サド侯爵夫人』