『アレクサンドリア四重奏』
四つの巻からなる。
『ジュスティーヌ』.icon 『バルタザール』.icon 『マウントオリーヴ』.icon 『クレア』.icon
扱っている時間軸
一巻と二巻が同一の時期
三巻がそれより過去と一巻・二巻の時期まで
四巻がそれから後の時間
語り手
一巻、二巻、四巻
教師で売れない作家でもある「ぼく」ダーリーが語り手
三巻
三人称で語られる。
各巻の概要
『ジュスティーヌ』
いまはとある島に住むダーリーの視点から、アレクサンドリアでの人妻ジュスティーヌとの恋が語られる。
『バルタザール』
『ジュスティーヌ』を読んだダーリーの友人・バルタザールは彼に膨大な注釈と書き込みつきの『ジュスティーヌ』の原稿を渡す。ダーリーはそれを読み、再びアレクサンドリアでの日々を追憶する。
『マウントオリーヴ』
マウントオリーヴを中心とした政治劇。
『クレア』
ダーリーはアレクサンドリアを再び訪れる。それまでの巻から進んだ時間軸。
登場人物
ぼく(ダーリー)……教師、作家
メリッサ……ダーリーの恋人
ジュスティーヌ……ダーリーと恋に落ちる
ネシム……ジュスティーヌの夫
ナルーズ……ネシムの弟
レイラ……ネシムとナルーズの母
バルタザール……医者
クレア……画家
パースウォーデン……外交官、作家
カポディストリア
マウントオリーヴ……駐エジプト大使
マスキリン……軍人
スコービー……警察官