「自分は『いい人』に見えているか?」
グーグルでは、仲間の和を乱さない「いい人」を率先して採用するという。 ヘタに競争してギスギスするよりも、グーグル内の平和なコミュニティでのびのび仕事した方がうまく回るからなのだと。
いま、終身雇用が厳しくなり、能力のない人はクビを切られるかもしれない世の中になりつつある。 しかし、能力が低くても、「あいつがいると空気が明るくなる」という人は一定数いるので、責任の少ない仕事を任せて、彼らをコミュニティに置いておくメリットはある。(中略)
だから、集団で物事をうまく解決して仲良くやる方向を攻めたほうがいいし、明るさや人当たりのよさなどで組織に「見えない形」で貢献する道も残したほうがいいと思うのだ。
自分のキャラを考えて、「いい人」として生きていくのも「1%の努力」のひとつかもしれない。
みんながみんな、出世や競争だけを考えて生きていくのは息苦しい。