2021/4/11
思想
マタイによる福音書5章38節以下《「あなたがたも聞いているとおり、『目には目を、歯には歯を』と命じられている。/しかし、わたしは言っておく。悪人に手向かってはならない。だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。》。
これは聖書の有名な言葉だが、『新約聖書入門』の三浦綾子によると、決して弱者の倫理ではない。相手の悪意に引きまわされない自由な精神の持ち主のみがこれをなし得るからだ。積極的に生きていく力のある人間のみができることだからである。イエスのこの教えに従うことは、よほど積極的な姿勢と主体性を持った強い生き方をしなければ決してできないことなのだそうだ。
哲学
『増補 宗教者ウィトゲンシュタイン』を読む
ウィトは第一次世界大戦中に偶然出会ったトルストイの『要約福音書』に熱中し、「福音書の男」と呼ばれるほど読み込んでいたらしい。もともと、キリスト教批判者であったウィトを何がそこまで惹きつけたのか気になった。新訳があるらしいがお高いので購入は延期
『論考』で述べられる独我論とウィトがしばしば取り上げる「絶対に安全であると感じる」経験が関連するのか気になる。
『論考』独我論に見出される「私」は、世界に何が起ころうとも被害を受けない、絶対に安全であるような「私」と同一なんだろうか。
文学
芸術
江東区門前仲町二丁目にあった二笑亭について調べる。『アウトサイダー・アート入門』に書いてあった。
東京深川の地主渡辺金蔵という男が1927年から1936年まで自ら設計し建築させた個人住宅であり、その外観や内装が意味不明な構造になっている奇怪な建物。
全財産を投入して増築されたが、不気味がられて金蔵は精神病練に入院させられる。
1938年4月頃に取り壊された。
荒木飛呂彦『変人偏屈列伝』の『ウィンチェスター・ミステリー・ハウス』を思い出しますね。
http://atmarkjojo.org/archives/2421.html
👍
#2021/4/