永井豪『バイオレンス・ジャック』感想
永井豪の漫画『バイオレンス・ジャック』を読み直した。長かった。かなりバイオレンス。たぶん永井豪のライフワークになるひとつの作品で、デビルマンの世界観と関係がある。永井豪は綿密なプロットというより、あるエネルギーとあるエネルギーを衝突させることで作品世界を生み出すタイプの漫画家で、それは善と悪だったり、バイオレンスとエロだったり、人工と自然だったりする。バイオレンスジャックは少年誌で始まったが、途中から青年誌に移行している。少年という枠組みから外れた永井豪に敵はいない。