様々な心理療法
一方、心理療法(Psychotherapy)とよばれる専門的な営みは、近代西洋が生み出した新しいスタイルの心の癒しです。フロイトという人物が精神分析療法という心理療法を生み出して以来、今日まで実に多くの心理療法が生み出されてきました。丁寧に○○療法という名称を数えはじめると、軽く数百種類に上ります。それぞれの療法は、共通点もありますが、異なった独自の癒しの技法や心理的問題についての考え方があるのです。
とりわけ、フロイト創始の精神分析や深層心理学の流れ、行動主義から認知行動主義へ発展した流れ、そして人間性心理学、トランスパーソナル心理学の4つの流れが非常に重要です。さらに、日本独自の心理療法や、エネルギーセラピーと呼ばれる流れも、非常に興味深いものがあります。 (『新・臨床心理学事典 心の諸問題・治療と修養法・霊性』
①深層心理学系→精神分析療法(各派あり)、ユング派心理療法、交流分析、遊戯療法 etc)
②行動主義系→行動療法(各技法あり)、論理療法、認知療法、認知行動療法、系統的脱感作療法、バイオフィートバック etc)
③人間性心理学系→クライエント中心療法、エンカウンターグループ、フォーカシング、ロゴセラピー、ゲシュタルト療法 etc)
④トランスパーソナル系→サイコシンセンス、POP、ハコミセラピー、システミック・ファミリー・コンステレーション、瞑想 etc)
⑤日本の心理療法→森田療法、内観療法、臨床動作法、コスモスセラピー etc)
⑥エネルギーセラピー系→TFT、EMDR、セラピューティックタッチ、気功治療、各種ヒーリング、各種ボディーワーク、民間療法 etc)
⑦芸術療法系→描画療法、箱庭療法、コラージュ療法、イメージ療法、音楽療法、心理劇、園芸療法 etc)
⑧相補・代替療法、その他→家族療法、ブリーフセラピー、グループワーク、アサーショントレーニング、動物介在療法、森林療法 etc)