八斎戒
八斎戒(はっさいかい)とは、仏教における戒律のひとつで、在家の信徒がある特定の日に、出家生活にならって一日だけ守るべき8つの生活規則のことである。 主に原始仏教や部派仏教の間で行われ、一般に1か月に6回、日の出とともにこの戒を受け、翌朝の日の出まで守った。(八斎戒 - コトバンク)。 四〇〇 (1)生きもの*を害してはならぬ。(2)与えられないものを取ってはならぬ。(3)噓をついてはならぬ。(4)酒を飲んではならぬ。(5)婬事たる不浄の行いをやめよ。(6)夜に時ならぬ食事をしてはならぬ。
四〇一 (7)花かざりを着けてはならぬ。芳香を用いてはならぬ。(8)地上に床を敷いて臥すべし。
これこそ実に八つの項目より成るウポーサタ(斎戒)であるという。
苦しみを終滅せしめるブッダが宣示したもうたものである。