仏になってからやる
歎異抄にあると思われる発想(レトリック?)
『歎異抄』第4条
浄土の慈悲といふは、念仏して急ぎ仏になりて、大慈大悲心をもて、おもふがごとく衆生を利益するをいふべきなり。
p33
ひとを救いたいという気持ちがまずある前提
思い通りにならない(助けられない)という悩みがあったからこそ、こういう言葉が出てきた?
今生に、いかにいとほし不便とおもふとも、
存知のごとく
たすけがたければ、この慈悲始終なし。
『歎異抄』第5条
p37
人の間は誰も救えないけど、仏になったらみんな救えるから家族も救う