フィリップ・K・ディック賞
米国のSF文学賞。同国のSF作家フィリップ・K・ディック(1928~82年)を記念し、83年に創設された。米国内でペーパーバックとして出版されたSF小説を対象とし、年間で最も優れた作品に毎年授与される。次点の作品には特別賞が贈られる。日本人の作品では、2011年に伊藤計劃の『ハーモニー』、14年に円城塔の『Self-Reference ENGINE』(いずれもハヤカワ文庫)の英訳版が、それぞれ特別賞を受賞している。
フィリップ・K・ディック賞 - コトバンク