パゾリーニ 『テオレマ』感想
おもしろい。
正体不明の青年がブルジョワ一家の家に寝泊まりしたあとに家族が崩壊する内容。ただそれだけだがおもしろい。資本主義批判、ブルジョワと労働者、工場と農村、宗教、性など
パゾリーニ
の思想がわかりやすく現れた作品で、やはりそういったことを言葉でなく映像で語るというのが映画らしい映画なのね。ポリフォニックな要素はそこまでないが、とても素直な内容なので彼の代表作と考えていいかも。
深刻な映画と捉える必要はなく、笑えるのがよい。