タオ
道
道、タオとはなんだろうか。
たとえば儒家の道は人道であり、大人(たいじん)への道であるが、道家はそれをとらない。
道が先にあって、それから万物がうまれたとする。
人があって道があるのか、道があって人があるのか。
だれもとおらない道がある。
だが、いずれ何かがとおる。
だれも住んでいない家がある。
だが、いずれ何かが住む。
なにもない、ということは、はたしてむなしいことだろうか。
むなしいことではあろう。だがなにもないわけではない。
なにもないとすれば、それはなにもかもそこからでてくるということ。